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1998年12月
「Rage Mobilityシリーズ」Mobility-MおよびRAGE Mobility-P
ATIテクノロジーズ (ATI Technologies Inc.、本社:カナダ ソーンヒル (トロント証券取引所:ATY)) は、ノートPC用グラフィックアクセラレータ「RAGE Mobility」シリーズのハイエンドモデルMobility-MとRAGE Mobility-Pを開発しました。この新製品2モデルはノートPCの分野で「一体型グラフィックスサブシステム」を実現し、2D、3DそしてDVD再生の業界最高水準を目指したものです。現行のRAGE MobilityシリーズのトップエンドRAGE LT PROをはるかに凌駕する性能を誇っており、ノートPCのグラフィックスの世界の可能性をさらに大きく前進させるものと自負しております。
Mobility-Mのポイント
Mobility-Mは、世界で初めて4MBのSDRAMを搭載することに成功、2D/3Dグラフィックスエンジン、DVD用MPEG-2デコード機能、TVエンコーダおよびデュアルLVDSトランスミッタの装備とあいまって、現在マーケットの主流となっている軽量薄型のノートPCが待ち望んでいた「一体型グラフィックスサブシステム」となっております。
しかも構成要素の統合化と新開発のパワーマネジメント設計によって、グラフィックス性能を従来より一段と向上させる一方 600mW以下という低消費電力をも同時に達成しております。もちろん全画面拡大機能や電磁波障害(EMI)低減機能なども装備しています。さらに外付けの4MBメモリの追加により合計8MBまでの拡張が可能、一段と高性能化を図れます。
もう一方の新製品Mobility-Pは、メモリ非搭載以外はMobility-Mと全く同一の機能性能の製品です。メモリがないため、スペースに余裕のあるマシンでは、8MBまでの外付け用SDRAMあるいはSGRAMを追加する設計の自由度が広がるというメリットを生んでおります。
(ATIテクノロジーズ社モバイルコンポーネント担当ディレクタ、Lou Leungのコメント)
ATIはモバイル用グラフィックス市場ではその性能面でトップを走るメーカーになっているが、RAGE Mobilityは最先端のコンポーネントの統合化と低消費電力で他社製品との差をさらに広げられる。この二つの新製品でATIのノートPCの分野でその地位を一段と高めることができるはずだ。
Mobility-MとRAGE Mobility-Pの主な特長
1. システムの統合化設計が顧客の期待に応え大幅なコスト削減を強力にサポートします。当社が提唱する「妥協を許さない」統合化とは、RAGE Mobility シリーズこそ性能、消費電力、スペース効率、コストそして機能のどれひとつ犠牲にするようなことはない、という意味に他ならないのです。
2. ポータブル機に必須の性能としてバッテリー寿命がノートPC購入の際の大きな要素であることを認識し、RAGE Mobility-MおよびRAGE Mobility-Pともに巧みな省電力設計を行ない、その結果全く妥協することなく、著しい消費電力の削減を達成しました。事実この技術が寄与してMobilityシリーズの2D、3DそしてDVDエンジンについては他社の追随を許さない性能を実現しております。さらにまた、この600mWという低消費電力の中で、LVDSトランスミッタもまかなっております。従来のLVDSが外付けの他社製品の場合、これだけで250mW消費するのです。2D、3DとDVDエンジンの性能向上によって、CPUの負担を軽くし、システム全体の消費電力を著しく低減することに成功しました。
3. 一体化設計によって、メモリ、グラフィックス、DVD機能、TVエンコーダそしてLVDSトランスミッタ用のチップ6個を不要にし、ノートPCのマザーボードの限られたスペースの中で大幅にスペースを稼ぎ出すことが可能となりました。(Mobility-Mのみ)
4. 4MBのメモリ、TVエンコーダそしてLVDSトランスミッタを一体化することで、Mobility-Mが実現する外付け部品削減のコストは最低でも12ドルとなります。さらに、DVD復号機能の統合で外付け部品最低30ドル分のコスト削減を実現しました。
◎ ひとことで言えば、RAGE Mobility-Mは業界最大のメモリを搭載しながら同時に、高性能、低消費電力、省スペース、低コストを達成したことになります。この大容量メモリ(4MB)は高解像度のディスプレイモードはもちろんのこと、3D、DVDそしてデュアルディスプレイ機能にとっても必須の要素となっております。メモリ容量が小さければこれらの機能のクォリティーや性能を満足に発揮できないばかりかそれらのフィーチャーをサポートできないといったことも起こるのです。
(データクエスト社の副社長、マーティン・レイノルズ氏のコメント)
内蔵のビデオコントローラDRAMは小型タイプのノートPCにとっては重要な技術と言える。4MBバッファがもたらす恩恵には3点ある。第一は、24ビットカラーのXGAディスプレイをサポートできること。第二にデュアルバッファコントローラを装備したため、本体画面と外部LCDプロジェクトとの同時表示の際のタイミングずれの問題を解消できること。最後に、ノートPCに3Dの世界を開くものということだ。
◎ RAGE Mobility-MとMobility-Pはともに、フルAGP 2XとPCIインターフェースをサポートできる唯一のモバイル用グラフィックアクセラレータであり、RAGE LT PROを始めとする他のアクセラレータともピンの互換性を確保、このため設計変更が簡単に行なえまたOEMメーカーがマーケットの様々な要求に対応できることになります。
―ATI、それはノートPCのグラフィックス分野で独走の開発メーカーの代名詞―
ATIは、昨年RAGE LT PROグラフィックスチップを導入して以来、モバイル用グラフィックスのマーケットで急速にその地位を固めて参りました。RAGE LT PROはノートPCとデスクトップ型PCのグラフィックス性能の大きな差を埋めたいという需要を正確に先取りし、モバイル用アクセラレータの要求性能を劇的に引き上げOEMメーカーの圧倒的支持を獲得するまでに成長しました。
RAGE LT PROは現在、ノートPCメーカー大手12社のうちの7社に採用され製品に組み込まれて出荷されております。ハイエンドと中心価格帯モデルに採用しているのはアップル、AST、デル、コンパック、ヒューレット・パッカード、富士通、NEC、三星、WinBook、シーメンス・ニクスドルフなどです。今後も採用メーカーが増加する見込みです。主要業界紙誌ではRAGE LT PRO採用のノートPCがグラフィックスのベンチマークテストで常に最速の成績を残しています。
(コンパック社ポータブルディビジョンのマーケティング担当副社長テッド・クラーク氏のコメント)
軽量薄型のコンパックアルマダ6500シリーズはATIのRAGE LT PRO AGPグラフィックスアクセラレータを採用したおかげですばらしいグラフィックスの能力を備えている。アルマダ6500は業界最先端のAGPグラフィックスを実装し、高性能ノートPCをエクゼクティブが選ぶ出張用のマシンとして理想的な製品に仕上げることに成功した。
ポータブルの3D PCマーケットは今後数年間急速に拡大することが確実視されております。コンピュータ業界の調査会社マーキュリー・リサーチの予測では、3DのポータブルシステムのノートPCマーケットに占める割合は1998年の18%から2002年には100%になるとしています。マーキュリーはまたポータブル用グラフィックスアクセラレータの売上高が2000年までには全PCグラフィックスアクセラレータの28%に達するものと推測しています。これはATIにとってデスクトップPC用のグラフィックスの先端技術をこの分野で最大限に生かせる又とない成長のチャンスでもあります。
今回のグラフィックスチップRAGE Mobilityシリーズ新製品の導入によって、ATIは再びノートPCのスタンダードを確立、ノートPCマーケットの次のトレンドDVD、大容量ビデオメモリそして3Dなどへの取り組みをトップメーカーとして一層加速して参ります。
<サンプル出荷・価格>
現在、1999年第1四半期の生産に向けてサンプル出荷を致しております。
数量と価格は以下の通りです。
RAGE Mobility-M 10,000個単位 1個 39ドル
RAGE Mobility-P 10,000個単位 1個 32ドル
ATI会社概要
正式名称、ATI Technologies Inc., 世界最大の3Dグラフィックスとマルチメディアテクノロジー開発製造会社。パーソナルコンピュータ向けの、最先端のマルチメディアソリューションおよびグラフィックスコンポーネントを開発設計、製造販売。ISO 9002認証企業。ビデオおよび2D/3Dグラフィックスアクセラレータの世界最大手企業の一つ。OEM供給とエンドユーザー向けの両方に販売。設立は1985年。本社所在地、カナダ、オンタリオ州ソーンヒル市。従業員は1,600人。海外事業所は米国、ドイツ、フランス、英国、アイルランド、バルバドス、マレーシアおよび日本。トロント証券取引所に株式を上場している。代表者は、K・Y・ホー、社長兼最高経営責任者 (CEO)
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