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    ATI、世界で最強、最多機能なグラフイックス・
    プロセッサ Radeon TM を発表


    ATI Launches Radeon TM : the World's Most Powerful and Feature-Packed Graphics Processor

    2000年06月09日

    ATI RAGE Mobility シリーズ、
    RadeonTM の投入により、ゲームおよび3Dワークステーション
    のハイエンド市場への参入とリーダーシップを目ざす


    ATIテクノロジーズ【ATI Technologies Inc.、本社:カナダ・トロント市、トロント証券取引所(ATY)およびナスダック(ATYT)で株式公開】はこのほど、デスクトップPC向けに設計されたグラフィックス・プロセッサとしては最もパワフルな製品RadeonTM を発表しました。

    この新型チップは、高速ゲームプレイおよび3Dワークステーション用グラフィックスに欠かせない3Dアクセラレーション機能を飛躍的に向上させています。RadeonTM は世界最高速のハードウェア・トランスフォーメーション、クリッピングおよび照明機能(T&L)用ジオメトリ・エンジンを装備しており、これまでとは全く異なる新世代の3Dアプリケーションやコンテンツの創作を前進させるものと期待されます。

    (ATIテクノロジーズ、会長兼CEO、K. Y. ホーのコメント)
    「RadeonTM の投入によりATIは、PCおよびワークステーション市場で最高の性能が求められる上位機種カテゴリーにおいて確固たる地位を築くことになります。今後も当社は、このカテゴリーで他社を圧倒する新製品を発表していけるよう十分な投資を継続していく方針です。」

    今回発表した新型チップによりATIは下記の業界初を達成しました。

    • これまで設計されたものの中で最も先進のグラフィックス・チップで、0.18ミクロンの技術を用いてトランジスタ3,000万個を搭載しています。これはPentiumTM IIIやAthlonTM などのCPUを上回るトランジスタ搭載量です。
    • 200メガヘルツでダブル・データレート(DDR)メモリーを最大128メガビットまでサポートできる業界初のチップです。
    • 毎秒3,000トライアングルの性能を持つジオメトリ・エンジンおよび革新的な3Dキャラクターアニメーション手法を搭載したATI製Charisma EngineTM を採用しています。
    • 毎秒1.5ギガテクセルという驚異的な性能を持つレンダリング・エンジン装備により、業界で初めて「ギガテクセルの壁」を突破したグラフィックス・チップを実現しています。
    • PCグラフィックス・チップとして、初めてオンチップ式ハードウェアHDTVデコーダを内蔵しています。

    (マイクロソフト社、DirectXグラフィックス設計技師、チャス・ボイド氏のコメント)
    「今回ATI社が発表した最新世代のRadeonTM は、これまで見たものの中で最も完璧なDirectX7 Direct3Dインプリメンテーションを実現しています。RadeonTM が32ビットカラーのフル性能・高解像度のゲームプレイを実現した結果、ついに今日の16ビットカラーのゲームは時代遅れなものとなりました。」

    RadeonTM GPUは、ATIが独自開発した3つの最新技術によってその中核を支えられています。即ち、ジオメトリ処理対応のCharisma EngineTM 、レンダリング対応のPixel TapestryTM、およびデジタルビデオ対応のVideo ImmersionTM の3つで、それぞれの詳細は以下のとおりです。

    ATIが誇るジオメトリ・エンジンCharisma EngineTM
    Charisma EngineTM は世界最高速のジオメトリ・エンジンと革新的な新手法を組み合わせることによって、3Dキャラクターに生命を吹き込んでいます。このジオメトリ・エンジンは毎秒3,000万レベルの処理スピードでフル・トランスフォーメーション、クリッピング、および照明機能(T&L)をサポートできるため、現行のCPUベースのジオメトリ処理に比べて、3Dモデリング・ディテールの面で10倍もの改善をもたらしています。また、最新のスキン処理、キーフレーム・インターポレーションなど、最先端のキャラクターアニメーション機能もサポートしています。これらの機能は、ゲームに登場するキャラクターに現実感のある滑らかな動作、リップ・シンクを含む実物さながらの顔の表情などをもたせて、生き生きとした存在とするうえで、欠かせないものです。

    ATI独自のレンダリング・エンジンPixel TapestryTM
    Pixel TapestryTM は世界最高速のレンダリング・エンジンと、これまでにない最新の3D特殊効果を組み合わせたものです。このグラフィックス・チップは、毎秒1.5ギガテクセルという驚異的能力のレンダリング・エンジンを装備することによって、業界で初めて「ギガテクセルの壁」を突破しました。最大3つまでのテクスチャーを同時処理できる新しいチップの登場により、前例のない高性能が実現され、マルチテクスチャーを採用したゲーム用コンテンツの新たな開発に弾みがつくものと期待されます。驚異的なレンダリング能力を備えたRadeonTM が32ビットカラーのフル性能を実現した結果、ついに16ビットカラーは時代遅れなものとなったのです。

    Pixel TapestryTM は以下の独自の機能を備えています。

    • 容積(volumetric)効果を3Dテキスチャー機能でサポート(業界初)
    • DX7バンプ(bump)マッピング効果のすべて(エンボス、ドットプロダクト3およびEMBM)を装備(業界初)
    • 3D陰影機能をハードウェアでサポート(業界初)
    • 最先端のDX8ピクセルシェーダー 機能を装備(業界初)
    • 独立命令でのアンチ・エイリアス機能をサポート

    Video ImmersionTM
    ATIは、オン・チップ式動き補償、逆ディスクリートコサイン変換(iDCT)、MPEGアクセラレーションなどの新しい機能を実現したRadeonTTM の発表により、デジタルビデオ分野におけるリーダーの座を一段と強固なものにしました。RadeonTM には、これ迄にATIが開発したビデオ対応のセットトップボックスや家電製品から引き継いだ最先端のビデオ技術が採用されています。DVD、DTV、タイムシフティング、デジタルVCRなど主要なコンシューマー向けビデオアプリケーションはいずれも、RadeonTTM チップの持つ最先端機能の恩恵を受けることになります。さらに、RadeonTM は、CPUへの負荷を抑えながら全てのHDTVフォーマットのデコーディングが行える点、また外付けのハードウェアなしにアナログ、DVIデジタル両用で高解像度ディスプレイの直接ドライブを行える点から言って、PCベースのHDTV用プラットホームとしては世界最高の製品です。既存のATI製アナログ・エンコーダ/デコーダ機能チップRAGE THEATERTM と併せ、RadeonTM は完璧なアナログ/デジタル両用のソリューションを提供できるのです。

    ATI独自開発のビデオ機能には以下のものが含まれます。

    • 完全なHDTV解像度で運用できる高品質ビデオフィルター
    • コスト増と画質劣化のもとになる独立のHDTVデコーダ・カードを必要としないオン・チップ式HDTVデコーダ
    • 新しいHDTVディスプレイに対応できるオン・チップ式HDTVディスプレイ・インターフェイス
    • DTVチューナー・ボードと直接接続できるオン・チップ式トランスポート・ストリーム・インターフェイス
    • インターレース方式のTVおよびHDTVビデオ・ストリームに抜群のビデオ品質をもたらす適応型インターレース解除方式アルゴリズム(特許申請中)

    (マイクロソフト社、TV/ビデオ担当技術エキスパート、デイブ・マーシュ氏のコメント)
    「RadeonTM のもつMPEGアクセラレーション機能は、一方で同時にMPEGのピクチャー・イン・ピクチャーを実行しながら、PCプラットホーム上でHDTV信号のデコーディングを行える点で実にすばらしいものです。このチップに、改善著しいビデオ・インターレーシング解除機能と、十分に調整されたマルチ・タップ・スケーリング機能とを組み合わせれば、それだけでPCはこれまで以上にTV/ビデオ・エンターテインメントの持つあらゆる要請に応えることのできるソリューションになるのです。」

    柔軟性に富む、高性能なメモリーサポート
    RadeonTM はダブルデータレート(DDR)のSDRAMを、最大200メガヘルツで最大128メガビットまでサポートすることができ、特許取得済みのHyperZTM テクノロジーを用いて有効メモリー周波数帯域幅を20%以上改善しています。この結果、RadeonTM は有効メモリー周波数帯域幅について実に毎秒8ギガバイトのアクセスを実行することができます。現在および将来の最先端アプリケーションの性能向上を図る上で、メモリー周波数帯域幅が益々、最大の壁となっています。このため、HyperZTM と高速DDRメモリーを組み合わせることはグラフィックス・プロセッサの潜在能力を最大限に発揮させる上で不可欠の手法なのです。

    トータルな性能の高さで確実に他社を圧倒するため、このチップはATI特許のMAXXTM マルチASICテクノロジーもサポートしており、それにより単一のグラフィックスカード上にペアのRadeonTM チップを搭載することが可能です。この新型チップは今年の夏から各種ボード製品に使用され、登場する予定です。

    RadeonTM は、DirectX7、OpenGL1.2など主要なグラフィックスAPIのすべて、またWindows、Linux、Macなど主要なOSの全てを対象に、業界をリードするアクセラレーション・サポートを実現しています。また、RadeonTM の装備するドライバーは、SSE、Itanium、AMD社の3DNow !TM など個別のマイクロプロセッサ・インストラクションセットに対応して最大性能を発揮できるような最適化が図られています。

    ハイエンド市場で抜群の地位を築くという事業戦略を実績で示すため、当社は高性能グラフィックス技術の研究開発には多大の経営資源を投資してきました。今回発表したRadeonTM はATIがハイエンド市場を対象に今後も開発していく製品シリーズの第一号です。現在すでにRadeonTM の性能を4倍も上回る後続機種を並行して開発しています。

    RadeonTM の発表によってATIのデスクトップ製品ラインは完全なものとなりました。現在、ATIはグラフィックスおよびマルチメディア・ソリューション用途としては業界で最も包括的な製品ラインを揃えており、ハイエンド対応のRadeonTM からローエンド対応のNorth Bridge統合型グラフィックスチップセットS1-370TLまでの守備範囲を誇っています。ATIはRadeonTM の発表によりハイエンド市場セグメントでトップの座への躍進を果たしましたが、今後もOEMデスクトップPC市場、ワークステーション市場、リテーラー市場向けに機能豊富で、他社からベンチマークされるような優れたボード製品シリーズを投入していく方針です。さらに、従来から強い競争力を発揮してきた中位機種市場に対してはRadeonTM およびRAGE 128 PROTM シリーズを、またリーダーを任じているモバイル市場に対してはノートブックPC用コンポーネントMobilityシリーズを投入していく計画です。

    ATIの概要
    ATIテクノロジーズは3Dグラフィックスおよびマルチメディアテクノロジー分野では世界最大のサプライヤーで、パソコン、セットトップボックス、コンシューマーエレクトロニクス-アプライアンスおよび e-アプライアンス市場向けに、革新的で、受賞歴に輝くマルチメディアソリューションおよびグラフィックスコンポーネントの製造・販売を行っています。また、ISO9002認証を取得しており、世界的なビデオおよび2D/3Dグラフィックスアクセラレータのリーディングサプライヤーとして製品をOEMおよびリテール顧客向けに供給しています。ATIの創立は1985年で、現在、オンタリオ州ソーンヒルの本社はじめ、米国、ドイツ、フランス、英国、アイルランド、バルバドス、マレーシア、日本およびホンコンの拠点において総勢1,800名以上の社員を擁しています。ATIは株式公開会社で、その株式はトロント証券取引所およびナスダックに上場されています。

    業界関係者の推奨コメント
    (インテル社、VP 兼デスクトップ製品グループ・ゼネラルマネジャー、パット・ゲルシンガー氏)
    「インテルとATIは、エンターテインメント、ワークステーション、インターネットの各分野で、これまでとは全く異なる新世代のアプリケーションを生み出すため、PCプラットホーム上の3Dグラフィックス機能の将来像をこれからも継続して共同研究していきます。PentiumTM IIIプロセッサにATI製品のような次世代のグラフィックス・アーキテクチャーを組み合わせることにより、インテルの高性能デスクトップ・プラットホーム上で、生き生きとした、写真並の現実感をもった3Dを実現することが可能になるでしょう。」

    (レリックエンターテインメント社、CEO、アレックス・ガーデン氏)
    「ATIが発表予定のチップに搭載されるテクノロジーは、PC用グラフィックスの水準を押し上げるものです。キャラクターアニメーションを向上させ、現実感のある環境を創り出す最先端機能は、当社の次世代ゲームに用いるグラフィックスに大きなインパクトを与えるでしょう。」

    (マーキュリーリサーチ社、チーフアナリスト、ディーン・マッキャロン氏)
    「第5世代グラフィックス・アクセラレータは、これまでT&Lエンジンやマルチテクスチャリング・パイプラインなどの機能を推進してきただけでなく、今日のPC用として最高の性能を発揮しており、グラフィックス市場の中で最も急成長を遂げているセグメントです。」

    (AMD社、VP 兼アスロン製品事業部・セネラルマネージャー、リチャード・ヘイ氏)
    「当社はATIのRadeonTM GPUが新たに生み出したハイレベルの3Dリアリズムに感動しています。ATIと緊密な協力関係を保つことで、当社のAMD AthlonTM プロセッサがもつ衝撃的なコンピューティング・パワーの利点が活かされ、高性能コンピュテーショナル・プラットホームにおけるAMDのリーダーシップが維持されるものと確信しています。AMD AthlonTM プロセッサ用に最適化が図られたRadeonTM の持つ、目がくらむような3D機能はエンドユーザーにテクニカル・ノックアウトをもたらすことでしょう。」

    (ヒュンダイ・エレクトロニクス・アメリカ社、メモリ製品事業部・戦略マーケティング担当ディレクター、マリオ・マルティネス氏)
    「ATIは意欲的に、業界で最高速のダブルデータレート(DDR)をサポートする一方、周波数帯域幅を向上させるHyperZTM テクノロジーを導入することによって、3Dグラフィックスの性能面で確固たる地位を獲得しています。当社はATIとのパートナー関係をとおして市場に高性能のDDRメモリー・ソリューションを提供できることを誇りに思っています。」


     
     
     



     



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